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【優勝に懸ける想い2026 vol.8】〜中名生綾子(4年/経済学部/MF)〜

【優勝に懸ける想い2026 vol.8】〜中名生綾子(4年/経済学部/MF)〜

こんにちは。
4年MFの中名生綾子です。

ほなみから、バトンを受け取りました。ほなみは、経済学部のクラスメイトです。朝練から始まり、1から4限まで一日中一緒にいることが多く、クラスメイトかつ部活の同期、入部してから今までこんなに心強い存在はいませんでした。部活の辛いことも笑えることも、大学の課題も、大学生活でのあらゆることを共有し、乗り越えてきた仲です。
ほなみは、自分のやるべきことやしたいことを理解し、それを一つ一つ丁寧に達成していく人だと思っています。怪我をしていた時に壁打ちに通う姿だったり、留学後も部活への貢献を第一に行動する姿だったり、さまざまな姿を見てきました。部活に限らずですが、人一倍努力をしているのに、それをひけらかすことなく、常に努力を続けるほなみを心から尊敬しています。
そしてなんといっても、人を優しく包み込む温かさこそほなみの魅力です。何でも話してしまいたくなります。ほなみがいたから、ここまでやってこれました。本当にありがとう。これからもずっとよろしくね。

さて私の引退ブログですが、私はこの文章を書くのを4年前から心待ちにしていた気がします。
この文章を書けるぐらいには、この4年間を何とかやってこれたんだということに、安堵しています。

しかしいざ書こうと思い4年間を振り返ってみても、部活で何か思ったことがあったり、辛いことがあったりするたびに、このことを引退ブログに絶対に書こう!と意気込んでいたという記憶はあれど、肝心な出来事や思いを忘れている自分に気が付き、少々落胆しております。日記をつけておけば良かったです。
一つ一つの転機となるような出来事を振り返ることはできそうにありませんが、自分の感情に嘘をつくことなく思い返すこととします。

2023年、輝かしい兄の記憶を胸に、両親から、先輩から、そして誰より自分から、自分への期待を背負い入部しました。しかし直面するのは、自分の怠惰と不甲斐なさ。2週間に一度のチーム分けで一喜一憂しながらも、その感情に見合う努力もせず、部活において特別な存在になることを諦めて、最終的には、まあこれが私だし仕方ないかという感情に落ち着く。これが私の4年間でした。こんな簡潔にまとめられてしまうのです。

このラストイヤー、特に耳に残っている言葉があります。
「悔しさを忘れないで」というものです。公式戦後に幾度か耳にしました。

この言葉を聞くたびに、忘れてはいけないほどの悔しさ、というものを知らない自分に相対しました。虚しかったです。言うなれば、応援ソングを聴いても、その曲の眩しさにやられ、自分に嫌気がさしてしまう感じです。

『栄光の架橋』を良い歌だと自分ごとのように思って聴ける人が羨ましい、そんな4年間でした。

入部当初は、自分の輝かしい未来を信じていたし、ラストイヤーの4月ごろまでもわずかに信じていた気がします。いつ諦めてしまったのか定かではありませんが、何か大きな一つの出来事がきっかけというより、自分から自分への小さな落胆の繰り返しが、私をこうさせたのです。
冒頭にお話しした過去の私が引退ブログに書きたかったこととは、未来への期待だったのではないかと思います。何か苦しいことや辛いことがあり、それを弾みに頑張る私、といった内容がきっと書けるはずだと信じていたのでしょう。期待に応えられなくて、ごめんね。

ラクロス部で不甲斐ない4年間だったとここまで述べましたが、せっかく4年間部活をやり遂げたのだから、この4年間を暗い話で終わらせたくありません。
こうして反省をもって自分のラクロスを語るのは、「ラクロス」の4年間全体を振り返ればの話であって、「ラクロス部生活」の1日1日を思い返せば、成長に満ち、笑顔で溢れる、かけがえのない毎日だったことには違いありません。

何百回と聞いたアラームが無意識下で鳴った瞬間に起き、白米と梅干しを食べ、水筒と着替えを用意し、練習に向かう。
電車の端っこの席で壁に寄っ掛かり、少しでも長く寝るために目を閉じる。
グラウンドに着くと、少し眠気から覚めた顔でイヤホンで音楽を聴きながら、何も当然の如く練習に姿を現すみんなと、おはようと言い合う。
グラメやゴールの用意に、アップ。そして、その日の山場のラントレをみんな嫌々言いながらやり切る。
練習は、前半の基礎メニューから、後半のHFOや HFDなどの応用メニューになるにつれ楽しくなっていって、シュートを決められた日はより楽しい。
練習が終われば、生い茂った草を掻き分け、飛んで行ったボールを探す。
丸子や日吉なら、その日の第二の山場の後トレをなんとかこなし、そして待ちに待った全体集。

こうして練習を一日一日終えるたびに、昨日より今日の方がパスキャができるようになっていたり、足が速くなっていたり、自分の意見を口に出して言えるようになっていたりすることに気が付きます。

少しずつの変化ですが、こうした小さな成長を日々繰り返してきた自分を心から誇りに思います。

練習に行く意味とは、もちろん試合で活躍するためですが、多くの人にとってそれだけではなかったはずです。
丸子や大宮で冬に富士山が見えて嬉しくなったり、乗ったことのない電車やバスに乗って東京の知識を増やしたり、コンビニで最新のジュースを試してみたりすること。そして、みんなに会うこと。
練習に行く意味とは、私にとってこういうことでした。

最後に、私にとってのラクロス部での人との出会いについてお話しさせてください。

ラクロス部で、これまで出会ったことのない考え方、話し方、生き方の人に出会いました。

ここで語るまでもなく、ラクロス部に所属しているみんな一度は、「色んな人がいるんだな」と思ったことがあるはずです。お互いのことを理解しきれずに4年間を終えることもあるかもしれません。けれど、その人を形作っている背景には、それぞれの20年以上もの人生があります。それをたった4年間で、全てを理解することなどできないのだから、お互いに対して理解不足で終わることは、なんら悪いことでも不思議なことでもないはずです。

ただ、この4年間でお互いに交わした言葉や行動が、それぞれに影響し合い、心を動かし合ってきたという事実が大切なのだと思います。この4年間で経験したこと、受け取った言葉は、それぞれの人生に、これからも深く絡み合っていくはずです。それに伴う変化や成長が、人との関わりの中で何よりも意義のあることだと思っています。
心から尊敬できる素敵で優秀な人たちの中でこのような経験ができたことを、何よりも光栄に思います。

同期へ、たくさん話して、たくさん笑って、本当に楽しい4年間でした。ありがとう。みんなに出会えて幸せでした。

後輩へ、笑顔で名前を呼んで、話しかけてくれてありがとう。まだまだたくさんお話ししたいな。いつまでも応援しています。

R2の後輩へ、とても温かくて優しいみんなと一緒にプレーできて幸せでした。本当にありがとうね。

家族へ、これまでの人生、全てを支えてくれてありがとうございました。

4年間、本当にありがとうございました。

次は、もねです。
もねは、入部初期に学校に行く電車で、「ペンマーク(時間割アプリ)のIDを交換しよう」と言われたのが最初の思い出です。インスタではなくペンマークを選ぶあたりが、まさにもねです。そして、炭酸が飲みたくなる練習後に、フルーツオレを飲みます。
そんなもねは、4年間のラクロス部で、最も正しく自分の軸を貫いている人だったように思います。
人に流されず、自分の軸でものごとの良し悪しを考え、自分の言葉で丁寧にその思いを表現するもねの姿をたくさん見てきました。
人のことを考えて行動しながらも、決して押し付けがましくない、そんなもねの一言や行動ではっと気付かされることも多くあったし、そうしたもねの純粋さや優しさを羨ましく思うほどでした。
もねを心から尊敬しているし、大好きだし、もねに出会えて私も成長することができました。本当にありがとう。
これからもたくさん楽しいことが待ってるね。末長くよろしく。

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