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2026年5月17日に行われました第34回早慶ラクロス定期戦の戦評を掲載させていただきます。
試合は4-6で早稲田大学の勝利です。詳しい結果はこちらをご覧ください。
勝利すれば連勝最多記録タイとなる34回目の早慶戦。先駆者としての誇りを背負う慶應と、雪辱に燃える早稲田が激突した。初夏とは思えない暑さと、スタンドを埋め尽くす大観衆の熱気に包まれる中、伝統の一戦が幕を開ける。
最初のドローを制したのは#50 葛西。安定したクリアから先制点を狙うも、オフサイドにより相手ボールとなってしまう。すると開始3分、相手に速攻を許し先制点を献上。さらにクリアミスから追加点を奪われ、0-2と苦しい立ち上がりとなる。それでも慶應はここから反撃を見せる。#50 葛西が再びドローを制すと、#39 重村が力強い1on1からゴールを奪い1-2。さらに#39 重村、#16 井口を中心に果敢に攻め込み、相手ゴールへ迫る。相手ゴーリーの好守に阻まれる場面が続いたものの、#46 宮原がフリーシュートを冷静に沈め、試合を振り出しに戻す。勢いを取り戻した慶應は、2-2で第1Qを終えた。
第2Q開始直後、#16 井口が前線から激しいプレッシャーを掛け、相手ゴーリーのパスをインター。そのままシュートへ持ち込むも、ボールは惜しくもゴール右へ逸れる。その後も#39 重村や#50 葛西が積極的にシュートを放つが、相手DFの体を張った守備とゴーリーの好セーブに阻まれ、得点には至らない。それでも守備では#51 矢嶋を中心に集中したディフェンスを披露。相手の猛攻を粘り強く凌ぎ、得点を許さない。流れを引き寄せたい慶應は、#77 安達の巧みなフィードから#39 重村がフリーシュートを獲得。しかし、鋭いシュートは相手ゴーリーのビッグセーブに阻まれる。拮抗した展開が続く中、第2Q終了間際に失点を喫し、2-3で前半を折り返した。
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第3Q、追い上げを狙う慶應は、#77 安達がグラボを制し攻撃の起点を作る。しかし、相手ゴーリーのセーブから速攻を許し、2-4。点差は再び2点に広がる。それでも#50 葛西がドローを奪い返し、流れを渡さない。#30 佐藤がクリアから一気に駆け上がりフリーシュートを獲得するも、相手の好セーブに阻まれる。しかしその後は早慶戦初出場の#07 古賀が力強い1on1で攻撃を牽引。その勢いのまま#46宮原がフリーシュートを沈め、3-4。1点差に迫る。さらに#05 三上のピンチを凌ぐセーブから流れを掴むと、#08 藤田の仕掛けを起点に#16 井口が素早くボールを展開。最後は#39 重村が鋭いシュートを突き刺し、同点に追いつく。その後も#34 都村の粘り強いDFや#30 佐藤の鋭いチェックから、攻撃を組み立て、追加点を狙い続けた慶應。両者譲らぬまま、4-4で最終Qへ突入する。
迎えた最終Q。会場全体が緊張感に包まれる中、#32 川久保のドローは早稲田の手に。そのままポゼッションを握られると、慶應は苦しい守備の時間を強いられる。粘り強いプレッシャーで相手を追い込むも、パスミスから再び相手ボールへ。さらにイエローカードでマンダウンとなり、失点を喫する。4-5。流れは早稲田へ傾いてしまう。相手は人数優位を活かし、素早いパスワークから勝ち越し弾を奪取。4-6とする。それでも再び2点を追いかける展開の中、主将#51 矢嶋がビッグセーブを見せると、#77 安達が前線へ駆け上がり反撃の起点を作る。残り3分、慶應は何度も果敢にゴールへ迫るが、相手DFの堅い守備を崩し切ることはできない。懸命にボールを追い続けたのも虚しく、試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた。
6連覇達成とはならなかったものの、この敗戦は決して無駄にはならない。全層制覇という目標へ向け、チームにとって大きな意味を持つ一戦となった。
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