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2025年7月26日に行われました関東学生ラクロスリーグ戦日本体育大学戦の戦評を掲載させていただきます。
試合は3-5で慶應の敗北です。詳しい結果はこちらをご覧ください。
第2戦の相手は日本体育大学。昨年度FINAL4をかけて対戦し、敗北を喫した相手へのリベンジの一戦となった。
第1Q、笛と同時に、雲ひとつない青空に上がったドローを制したのは日本体育大学。DFの苦しい時間が続くかと思いきや、#19澤田 の力強い1on1からのシュートが相手ゴール揺らし、先制点を奪う。ここから流れに乗りたい慶應だが、相手の素早いパス回しによりフリスペを取られマンダウンとなってしまう。この隙を突かれ、相手に得点を許し同点。流れを取り返したい慶應は、#79林や#46宮原が立て続けに仕掛け、相手のマンダウンを誘う。人数優位を生かし、着実に2点目を重ねたのはまたも#19澤田。Q終盤は相手ポゼッションの苦しい時間が続いたものの、#51矢嶋 の好セーブにより相手に得点を許さず第1Qを終える。
第2Q、さらに点差を広げたい慶應は、果敢に攻め続ける。#19澤田 の1on1からフリシューを獲得し、絶対的エース#03秋山に渡ったボールはゴール前の#71三好の元へ。ホットラインが見事に繋がり点差を広げる。その後も慶應のポゼッションが続き、#03秋山 の技巧が光る。鋭いシュートを連続で放つも、あと一歩、ネットを揺らすには届かなかった。その後、相手にポゼッションを奪われ、危ない時間帯が続くも、#96辻田と#90増田を筆頭とするDF陣の安定した守備が光り、広げた点差を守り切り第2Qを終えた。
第3Q、このまま勢いに乗りたい慶應。ドローを取り切ることが出来ず、相手にポゼッションを奪われてしまう。しかしここでチャンスを作り出したのが#34都村。粘り強い対峙からターンオーバーを作り、OFに繋げる。#88藤岡 が放ったシュートに会場が湧くも、放たれたシュートが揺らしたのは惜しくもサイドネットであった。リードを保ちたい慶應だが、相手の猛攻により苦しいDFの時間が続く。ゴールの隅を突く相手のシュートが決まると、見事な連携から立て続けに失点を許し再び同点。流れを断ち切りたい慶應は、#19澤田 のドローから、#77安達 が巧みなGBを見せ、見事ポゼッションを制す。攻めの姿勢を見せるも、BDから相手に速攻を許し1点を追いかける展開に。流れに乗った相手の攻撃が続くが#51矢嶋の好セーブや#71三好のチェイスにより、1点差で第3Qを終える。
第4Q、1点を追いかける慶應は、#19澤田 がドローからそのままゴールへ向かいチャンスを作るも、得点に繋げる事は出来ない。流れが来ると思った矢先、相手のシュートが決まり2点差に。攻めるしかない慶應は#03秋山の仕掛けや、#88藤岡 のインターセプトから何度もチャンスを作るも、相手ゴーリーの好セーブに阻まれてしまう。相手のブレイクで観客席に緊張が走る中、パスミスに鋭い反応を見せた#90増田により再びマイボールへ。しかしOFに繋げる事は出来ず、相手ポゼッションが続く。これ以上は点差を広げられたくない慶應は、今年度からリーグ戦に出場している2,3年生#08藤田や#14柏木、#30佐藤 も粘り強いDFを見せ、失点を許す事はなく第4Qを終え試合終了。
前半リードしていたが故に、悔しい結果となったが#66脇がリーグ戦初出場を果たすなど、慶應にとって大いに刺激となる一戦であった。