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2025年7月13日に行われました関東学生ラクロスリーグ戦東京農業大学戦の戦評を掲載させていただきます。
試合は14-1で慶應の勝利です。詳しい結果はこちらをご覧ください。
FINAL4進出に向け、リーグ戦初戦を勝ち切りたい慶應は、東京農業大学と対戦した。
試合開始直後、相手にドローを取られるが、早慶戦でMVPを獲得した守護神#51 矢嶋が好セーブを見せ、相手に得点を許さない。お互い譲らない攻防が続く中、試合開始6分、#88 藤岡からのフィードで#03 秋山がシュートを決め、先制点を奪う。その後も果敢に攻めるが、相手の好セーブが光り、なかなか得点に繋げることが出来ない。1Q残り1分、#96 辻田のDB獲得から、リーグ戦初出場の#30 佐藤がクリアラン突破から体制を崩しながらもシュートを捻じ込みリードを2点に広げて1Q終了。
続く2Q、#19 澤田のドローによりポゼッションを獲得し、攻めの時間が続くがなかなか得点する事が出来ない。その後相手の攻撃に合うがDF陣が落ち着いて対応し、得点を許さない。開始6分、#03 秋山の強い1on1からのシュートはポールに阻まれたが、#32 川久保がリバウンドに反応しシュートを決める。早慶戦で鮮烈デビューを飾った超新星#79 林の着実なシュートを皮切りに慶應は流れを完全に掴み、その後も#03 秋山、#89 村山、#79 林と連続得点を続け、リードを7-0と広げ、前半が終了する。
後半を7-0と大きくリードして折り返した慶應は、集中力を切らすことなく、後半も試合の主導権を握り続けた。3Q開始2分、圧倒的エース#03 秋山が力強い裏からの1on1を仕掛け、後半の先制点となるシュートを決め、チームを再び勢いづける。その後、何度か相手に攻撃のチャンスを与えるも、DF陣の力強い対峙と#12 中原の好セーブが光り、ピンチをしっかりと凌ぐ。中盤には相手にフリーシュートから1点を許すが、直後に#32 川久保が粘り強い1on1からシュートを決め、すぐに流れを引き戻す。
3Q残り30秒、#96 辻田がDBを獲得、そのまま#03 秋山が、相手ゴーリーが不在の隙を突き、遠距離からのシュートを決めて会場を沸かせる。
最終Qに入っても、慶應の勢いは衰えず、積極的に攻撃を続ける。開始1分、またも#03 秋山が裏からの華麗な1on1でシュートを決める。以降も慶應はフリーシュートのチャンスを獲得し、相手DFに阻まれながらも、#32 川久保が決定機を確実に仕留め、得点を重ねる。
試合終盤には、下級生たちのフレッシュさが再び輝きを放つ。#79 林が俊敏な1on1からネットを揺らすと、試合終了30秒前には、超大型新人#46 宮原が強靭なフィジカルを活かして力強いシュートを決め、14-1で試合を締めくくった。
攻守両面で圧倒的な実力を見せつけ、リーグ戦初戦を勝利で飾った。上級生による安定感のあるプレーに加え、下級生の成長と躍動も目立ち、今後の戦いにも大きな期待がかかる内容となった。
この勢いのままリーグ戦、準リーグ、Vリーグ、一年生大会での全層優勝を目指して精進して参ります。今後とも変わらぬご声援の程、よろしくお願いいたします。